東京・表参道の生花スタジオ「KADO」のビジュアルアイデンティティ。華道の精神 —「引くことで生まれる美」— をブランドデザインの根幹に据えた。
KADOは伝統的な華道を現代のライフスタイルに提案するスタジオ。オーナーの「花は引き算」という哲学に深く共感し、ブランド全体を「不在の美」で統一した。
ロゴ、名刺、Webサイト、空間サイン、花器のデザインまで手がけた。
ロゴは「華」の漢字を極限まで簡略化した一本の線。ブランドカラーは黒と生成り — 花そのものの色を際立たせるために、ブランドは色を持たない。
タイポグラフィは繊細な明朝体をベースに、余白を大胆に使った構成。名刺は活版印刷で、紙の凹凸が花の茎のようなテクスチャを生む。
リブランディング後、InstagramフォロワーはOrganic成長で2.5倍に。ELLE DECOR、BRUTUS、Penに掲載。
「花を生けるように、余白を生ける」というデザイン哲学が、多くのクリエイターから共感を得た。